◆
予算特別委員長(
赤城正徳君) 榎戸議員さんの議案第26号についてご答弁申し上げます。 この議案第26号、
一般会計予算につきましては、三浦委員、真次委員、増渕委員、鈴木委員、保坂委員、藤川委員、6名の委員さんより修正の動議が出ております。榎戸議員さんの思うように、この修正は何もこの耐震工事をやらせないというようなことではありません。そのようなお話が委員会ではありました。 以上です。
○議長(
堀江健一君) 17番
榎戸甲子夫君。
◆17番(
榎戸甲子夫君) 予算編成を見ますと、修正というのは、これは削除してありますから、本
庁舎耐震補強工事の予算を削除した修正案でありますから、言葉の使いようが間違えているかもしれませんが、いかにも議会側でこの本庁舎の
耐震化工事をさせない、簡単に言えばこういうことだろうと思うのです。なぜ修正動議に走ったか。長くはかかりません。討論でやりますが、今委員長が述べられた6名の委員さんの方々、賛成、いえ、討論の場で一戦交えたいと思いますので、結構です、これで。
○議長(
堀江健一君) そのほか質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
堀江健一君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 この際、申し上げます。議事の都合により、本日の討論の1人当たりの持ち時間は30分以内といたします。 討論の通告がありますので、通告順に発言を許します。 23番 三浦讓君。 〔23番 三浦 讓君登壇〕
◆23番(三浦讓君) おはようございます。きのうは中学校の卒業式、そしてきょうは高校入試の発表ということで、朝来るときには、卒業生、中学校の受験生ですか、友達同士であるいは親子でにこにこしながら帰ってくるのを見かけました。季節は大きな節目を迎えているという実感がしてまいります。 さて、筑西市の場合も、市長選挙目前というこの議会ですから、平成25年度予算、これもこれからの市政の運営をどのようにやっていくのか、またこれまではどのようにやってきたのかということが十分に検討されなければならないと思います。 私は、今までの、そして予算の中で、いろいろな問題が取り上げられております。例えば新中核病院の問題、それからスピカ本庁舎の問題、人口減少の問題、そして入札などの清潔な市政の問題、こういうことが今問われています。これに対して吉澤市長、執行部はどのように対応して、これを切り抜けようとしているかと、この難題にどう立ち向かっているかということが、我々がよく議論をしなければならないところだと思います。 私は、これらの問題で、特に市民が納得できるプロセス、これが軽視されているのではないか、あるいは省かれているのではないかというふうに考えています。そのために、いずれの問題でも市民の中に対立をつくってしまう、そういう市政運営が行われていると思います。 具体的に考えていきたいと思います。新中核病院問題、これは全国最低レベルの筑西市あるいは桜川市を含む医療圏の再生をどのようにやっていかなければならないかという、全国でも注目をされている問題です。ところが、実際どのように行われているかというと、県の提案では、例えば場所の問題、「竹島にこだわらない」という条件を出してきました。その理由の1つに、桜川市のほうで竹島に反対しているから、こだわらないということでみんなが合意すれば、話が進みやすいというようなことでです。しかし、全国最低レベル医療を再生させようという大きなスケールの問題で、その場所を決めるだけでも、向こうが乗りやすいからというような簡単な考え方でいいのかどうか。客観的に医療の問題として、ふさわしい場所はどこだろうかと検討するのが本来のやり方だと思います。賛成しやすい、反対している、それだけの話で決める問題ではないと思います。その場所だって、医療再生にとっては重大な問題です。 それから、今、市が進めようとしているのは、3つの病院の統合再編です。ご承知のように、市民病院、協和中央病院、桜川市にある県西総合病院、この3つを統合しようではないか。一見考えると大変すばらしいような枠組みにも見えます。ところが、それについて地元の医師会から異論が出されている。病床の大幅な削減につながるおそれがある。そのほかにもいろいろな問題が指摘されています。ところが、県と市は、期限が迫っているからということで、早く建設推進会議、この建設推進会議というのは協和中央病院を含む枠組みということです。これの枠組みを早く進めていきたいと、建設推進会議を早く立ち上げていろいろ検討したいというわけです。しかし、その検討する中身が問題です。 まず、枠組み自体、地元の医師会がいろいろ異論を投げかけているのに、その枠組みだけにこだわって、期限がないから、さあ、早くだと。議会は早く建設推進会議に必要な予算を通してくれと、こう言っているわけです。では、どういう病院ができるのかというと、それはわからない。建設推進会議をやってみないとわからないと、こういうわけです。 私は、枠組みを、もとの桜川市との枠組みも含めての2つの病院の枠組み、あるいは3つの病院の枠組み、さあ、どちらがいいだろうかというようなことを話し合うのであれば、これは全国最低レベルの医療を再生させようというやり方だと思います。しかし、今は違います。協和中央病院を中心にして統合再編を図るのだと、この一点張りですから。そこには危険性がいろいろあるのではないかと指摘もされているわけです。 期限、期限と言いますけれども、我々は厚生労働省に行ってまいりましたが、そこで言っているのは、厚生労働省自体も、この期限の延長について財務省に要望すると、こういうふうに言っているわけです。その延長の可能性はどうなのだということも我々は聞きました。しかし、まだそれは平成25年度にもなっていないから、私がここで言うわけにはいかないというのが官僚の答えでした。それは当然だと思います。ただ、厚生労働省で発表しているのは、その期限については、「状況を考えながら検討していく」という一文が発表されていますから、執行部のほうでも、この期限の延長については、一部の望みがあると議会でも答えています。 この期限の延長があるから、さあ、早く、早くということでせき立てる。その結果、例えば推進協議会を開いたとしても、県の案をどんどん、どんどん、期限がないからお願いしますということで、ところてんのように通していくという進め方にならざるを得ません。何しろ県がつくったスケジュールでさえも、この期限に間に合わない。さらに1年かかる。それが厚生労働省のほうから示された期限では、現段階では1年オーバーしてしまう。県の考えているスケジュールでさえも1年オーバーする、これをどう考えればいいのか。幾ら協議会を開いても期限に間に合わないではないですか。間に合わないときはどうするのだということも考えておかなくてはならない。 一番大事なところは、この期限の延長が、全国最低レベルの医療を再生するのにふさわしい議論をせかすことによって潰してしまうということなのです。ですから、この議論、期限の延長というものを、厚生労働省はもちろん、それから政府、財務省に働きかけなければならないのです、一部の望みがあると執行部も県も考えているわけですから。では、そう簡単にそんなことができるのかという問題があります。 私は、ここで思い出したいのは、高萩市の市長が、放射線の汚染物質を保管するのに高萩市が選ばれた、そのときにどうしたかと。市長は真っ先に、国に対して、「認められない」、こう言ったのです。そして、市民も立ち上がりました。そればかりではない。ほかの地域、ほかの市でも、指定されたところと連携を組んで、これを撤回させようという住民大会、国会に押しかける、こういうことまでやった。 全国最低レベルの医療を再生させようとするならば、その辺のことは当たり前のことです。市長がそこをはっきりと示さないと、「この病院、期限でできるんだっぺか、できないんだっぺか」という話で終わってしまうのです。最悪できないで終わってしまう。ここに負の遺産が大きく残ってしまうのです。執行部みずから、今回の期限に間に合わないと永遠に病院はできないなどということは、口が裂けても言ってはならないのです。市民が大変不安になるのです。行政というのは、市民を安心させることなのです。どんな場合があっても、私は病院をつくりますと、それだけの行動をやりますというのだったらいいのです。そこが政治力だと私は思うのです。この政治力を、やはりこういった究極の場面では何が何でも発揮しなくてはならないのです。 具体的な方法はいろいろあるでしょう。まず、要請だって、全国には期限に間に合わないで困っている自治体もあるのです。そういうところと連携を組んでやればいいではないですか。地元には国会議員も県会議員もいます。医師会、県の医師会、それから県の県会議員、全体の国会議員、こういうところと連携をして、もちろん一番基盤になるのは住民です。住民が一番困るのですから、住民も一緒に立ち上がれるように、ここは市長の熱意をはっきりと示していくということをやらなければならないわけですが、実際には早く病院をつくろう、病院をつくることが目的化してしまった。これでは、たとえその病院ができても、非常にスケールの小さい、全国最低レベルを再生するのにふさわしい病院ではなくなってしまうおそれがあるわけです。 医師会が新聞折り込みでいろいろ指摘をしました。そういった議論を十分に行うには、期限だ、期限だと、それを振りかざしていてはだめだということなのです。それは、事務的な進め方なのです。期限があるから間に合わせようは、事務的なことです。やはり政治的に考えていかなければならない今の究極の段階です。こういった点が私は一番言いたいところです。 それから、議員の発言の中から、期限の延長ということは、希望的観測ではないかという話が出されました。これを希望的観測と言ったらどういうことになりますか。坐して死を待つということになってしまうわけです。希望的観測なのかどうなのかは、みずから厚生労働省に行って確認をしてくれば済むことです。厚生労働省でさえも、期限の延長を財務省に要望すると言っているのですから、何でこの地元が、期限だ、期限だと、それを最優先のごとく言わなければならないのですか。そこは情けない話だと私は考えます。 さて、スピカ本庁舎問題、先ほど榎戸議員からも質疑がありました。私は、
予算特別委員会の委員長ではありませんが、考えているところだけ述べさせていただきたいと思います。 まず、この本庁舎を耐震化するのがいいのか、それともスピカを活用して、向こうを本庁舎にするのがいいのかという議論は前々からありました。私は、地震の前からスピカを、きちんと本庁舎としての活用はどうなのかという検討をするべきではないのかと言ってきましたが、全然検討しないで、売却だけを検討してきたのです。スピカ活用推進会議の中で検討したのは売却だけなのです。もっと幅広く本当は考えなくてはならない。 対立を生む議論というのは、一方しか見ないで進めていくことによってつくられる。そうではなくて、広く議論をしましょうよと。賛成の方の論拠、反対の方の論拠を照らし合わせて、そして客観的に答えを出しましょうと。病院問題でも、そうするべきなのです。一方だけを見るから、対立が起こっていくわけです。 このスピカ問題では、市長は人命を尊重するためだということを理由の真っ先に述べています。3.11でここが、特にこの部分は下が空洞になっていますから、大変危ないと。それから、正面玄関のホールのところも、大きな空洞で危ないという診断の結果が出された。人命を尊重すると言うのでしたらば、何をやらなくてはならないのかと。やはりこれは、耐震化されているスピカに緊急避難的に職員を移動させる。これをまずやっておかなければならなかった。しかし、一方しか見ていないから、その決断ができない。今度は耐震化すると。工事をやります。仮設庁舎を6,000万円でつくって、そこへ行ったり来たりの職員の移動を図りますということ。6,000万円かけることはないではないか。スピカに移動したって同じではないかという議論があります。私もそう思います。どうしてスピカを活用しないのか。仮に一時的にでも活用する方法があって、そのほうが経費がかからない。6,000万円無駄にしなくて済む。 それから、市民アンケートの問題があります。市民アンケートのやり方も、対立を生むようなやり方で行われました。ご承知のように、スピカに本庁を移転した場合は幾らかかるのかという、執行部の出してもらった見積もりが29億9,000万円。そんなにかからないだろうというのが前々からのスピカに関する特別委員会で議論されてきました。妥当な線でスピカの改修をすると、金額はこのくらい予想されますよという出し方をするべきだった。 ところが、スピカは、移転したとすれば40年間使うのだから、40年間耐用、しっかり使えるように、いろいろなものを、電線から電灯から、さまざまなものを交換する、エレベーターはもちろん。エスカレーターも撤去するだとか、いろいろとお金がかかる話が出てきました。しかし、この本庁舎を使っていても、仮に40年間使えば同じだけの金額がかかるわけで、スピカに移ったから、そんなにお金がかかるわけではないのです。 しかし、それも含めることによって、一方だけを見るアンケートの説明文をつくることになってしまったわけです。対立を生むアンケートです。議会の特別委員会でもやはり意見の相違が出てしまいます。客観的に幾らかかるというところを出せば、市民の納得も得やすかったのです。そういうようなやり方で耐震化を進めようとしても、これはやはり、議会の中だけではなくて、市民の中にも対立を生んでいくのではないかと。こういう手法はやめようよということを私は言いたいわけです。 それから、人口減少問題があります。人口減少問題は、筑西市は県内では2番目に減少率の高い市です。日立市に次いでの2番目。ですから、これは大問題の筑西市なのです。では、そこにばっちりと、対策の方針はこれでいきます、こういうのが出されているかというと、平成25年度予算には出ておりません。人口減少で大変だという話ばかりなのです。はっきりした方針を出すことによって、市民の安心感をつくることができるわけです。具体的な方針を出していく。 例えば、私は議会で時間がなくて十分に議論はできませんでしたけれども、なぜ減っているのか、動態人口のほうで何で減っているのか、これは徹底した調査をすれば明らかになるのです。筑西市独自の状況、これがわかってくるのです。もちろん県西地域の状況とか、置かれている、そういう状況はわかってきますが、筑西市の特徴もそこで判明してくるのです。ですから、何を手を打てばいいのかというのが、そこではっきりと見えてくるわけです。 私は、この人口減少問題は、ただ単に人口がふえればいいのかと、そういう問題ではないだろうと思うのです。
地方自治法の第1条の2に地方自治体の役割は何かというのがはっきり書いてあります。それによりますと、地方自治体の役割は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施していくと。福祉の増進を基本としていくということなのです。 人口減少問題について、例えばイベントをやって、人口が、来る人がふえました。はい、解決しましたでいいのでしょうか。やはり基本的なところをしっかりと対策を打っていかないと、住みづらいところだというところで、若い人が、もうちょっと福祉が充実しているところ、子育てしやすいところ、交通の便がいいところというふうに流れていってしまうわけです。やはり我々の生活環境全般を見直していくと。そして、なおかつその上に、イベントも結構でしょうし、若者定住対策もやっていかなくてはならないという構造で
人口減少対策をはっきりと打ち出していかなければならないのだと思うのです。 ですから、人口減少問題は、単に人口がふえる減るの話ではなくて、住みやすい地域をつくるにはどうしたらいいかと。交通弱者の問題もやっぱり出てきますし、それからうちを建てるのに建てやすくするということ、あるいは補助金を出すとか、それから子育てしやすくしていくということももちろん。 子育てで私は、18歳までの医療費の無料化というのを、友好都市である岡山県の高梁市で実施している、これは行ってみて初めてわかりました。友好都市でやっているのだったら、人口はもちろんこっちよりも少なくて山合いのまちです。やっているのだったら、筑西市でも検討すべきではないのかと言いましたけれども、何も検討していないという、ちょっと情けない
人口減少対策なのです。やはりそういうところに学んで、どうやってそれを実施していくのかと。予算規模も二、三千万円、その効果はどれだけなのかということを、友好都市から、ことし向こうから訪問でやってきますが、あらかじめ質問しておいて、よく学ぶということも必要だと思います。進んでいるところから学ぶと。学ぶというのは「まねぶ」だそうですから、まねるところから始まって、そして自分のものにしていっていいのではないかと思います。やはりその辺も、市長のビジョンをはっきりと打ち出してほしかった。 それから、話は変わりますが、清潔な市政の問題があります。落札率が99%続出しました。私は、それを議会で取り上げました。しかし、それ自体を一つも問題意識を持っていない。入札の結果ですからというのが答弁でした。市民の目線で考えるのだったら、それは入札の結果ですからでは済まないでしょう。そこに何らかの対策を打たなくてはならないでしょうと言っても、やっていない、動こうとしない。 私は、入札評価委員会、第三者の監視機関をつくれ、つくれと言って、やっと市はつくりましたが、その活用がされていない。99%という落札率、しっかりとそれを検討課題にのせて、たたいてもらうべきなのです。有識者ですから、ちょっとこれはまずいよと、市はどうするつもりですかと、必ずこういう議論になってくるわけです。しかし、それをまないたの上に乗せない。そういう見たくないところは隠しておくようでは、これは清潔な市政とは言えないと思うのです。 私が、平成25年度の市政運営に望みたいのは、今言ったようなことですけれども、市民の納得を得ていくためには、やはり一方だけ、これは公約だからとか、これは何だとか、一方だけしか見ないような議論の進め方は、対立を生むだけで、一つも市民の喜べる結果にはならないということを再び指摘をしまして討論とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
堀江健一君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時 4分 再 開 午前11時15分
○議長(
堀江健一君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 18番 秋山恵一君、出席いたしました。 21番 齊藤晃君。 〔21番 齊藤 晃君登壇〕
◆21番(齊藤晃君) 齊藤でございます。今議会に上程されております、
庁舎等耐震対策事業費を含む議案第26号「平成25年度
筑西市一般会計予算」ほか全ての議案に対しまして、賛成の立場から討論に入りたいと思います。 これまでの一般質問でも多数の議員が質問してまいりましたように、平成23年9月にスピカビル売却議案の否決後、1年6カ月にも及び議論されたこの本庁舎の耐震補強費が上程されました。この予算案が修正されることなく可決されれば、東日本大震災後の復興が目に見える形となります。来庁する市民の方や職員の方にとっても、安心と安全が確保されるものと確信いたします。しかし、仮にこの耐震補強費が今定例会で否決された後、多数意見を主張して本庁舎をスピカビルに移転しようとするならば、別に出席議員の3分の2以上の特別多数による議決が必要となることは明白の事実であります。まさにこの筑西市の本庁舎問題は、不安定で危険きわまりない袋小路に陥る事態を引き起こすきっかけになりかねません。 そこで、私は、この本庁舎問題は、さきの市民アンケートにおいて、耐震補強とスピカビル移転の意見が拮抗しているわけでありますから、災害復旧としての
本庁舎耐震補強を先行させ、同時に、将来を見据えた本庁舎のあり方を、市民の代表者を交えて協議会を立ち上げ、深く掘り下げるべきであろうと思うわけであります。そういった観点から、この
庁舎等耐震対策事業費を含む平成25年度
筑西市一般会計予算について、修正することなく、原案のまま速やかに可決されますようお願いを申し上げまして、私の賛成討論といたします。 最後に、一言市長に対しまして申し添えたいと思います。さきに説明した市民アンケートの結果を踏まえ、耐震補強後の本庁舎使用を望む声が45%もある中で、議会が万が一にも違う結果を出したとするならば、議員は市民の代表者という観点からすれば、議会の判断と市民の意見がねじれているということになりかねません。また、この耐震補強費は、あくまでも災害復旧費でありますので、市長に対しまして不信任を突きつけると言っても過言ではないと思う次第でございます。ここは今、筑西市にとって後世にまで影響する重要案件でありますので、4月の市長選挙とあわせて、我々議会も信を問うことが必要ではないかと強く主張するものであります。市長におかれましても、強い信念を持って臨んでいただきますことを切にお願いして、私の討論を終えさせていただきます。
○議長(
堀江健一君) 次に、24番 鈴木聡君。 〔24番 鈴木 聡君登壇〕
◆24番(鈴木聡君) 先ほど来、討論が続いています。市長におかれましては、4年間ご苦労さまでした。1カ月後には新しい市長が誕生しているということになります。雌雄を決するあと1カ月後。この1カ月間で、市民が市長に対する審判を下す日が来るわけであります。 私たちは、市長のこの4年間について、総括的な話になりますけれども、いろいろ考えてみた。振り返ってみます。やはり私は、市長が4年前に当選して以来、まず真っ先に掲げたのは分庁方式だと。つまりスピカビルを売却して、今スピカ分庁舎にいる部局、土木部とか
教育委員会とか、経済部とか健康増進部、そういう部署を3つの支所に、関城、明野、協和に、例えば土木部は明野支所に、
教育委員会は関城支所にと、こういう、上下水道部は協和支所にというふうに割り振って、総合窓口で市民サービスは劣らないのだと、だからスピカビル売却をするのだと。そう言っているさなかに2年前の3.11の大地震です。 そこで筑西市を取り巻く状況は一変した。我々議会としても、市長の提案するスピカビル売却は反対だと。この本庁舎の、大打撃を受けた本庁舎に耐震補強するよりも、スピカを利用したほうが、市民の安全性から言えば、速やかにできるのではないかと。しかも、市の説明では当初、スピカへ移転するのには最低でも6億円でできるのだと、6億円で。スピカの改造改修は、先ほども三浦議員が言いましたが、金のかけ方次第だと。そういうことで、議会としては、ちょうど1年前だ。ちょうど1年ちょっと前です。スピカに本庁舎を移転してはどうかという要望を市長に申し入れた。 ところが、市長は、その要望に対して、議会の要望に対して、市民の意見を伺ったりするので、いろいろ、しかも移ってはいけないとか本庁舎を直したほうがいいとかという議論もありますので、そう言いつつ市民アンケートをとった、去年。結果は、先ほど齊藤議員が言った結果ですけれども。しかし、その重要な部署を担ってきた
統括審議監の本会議の答弁では、スピカに移転することと、ここを補強することの市民の意見は拮抗していると、十分拮抗しているのだと。しかも、アンケート調査、我々特別委員会が、このアンケートのやり方、内容について、特別委員会を設けてつぶさに検討してきた調査結果報告が、この本会議で報告された。それによると、そのアンケートの調査の内容について、つまり三浦議員が先ほど言いましたように、あたかもスピカビルへ移ると30億円かかるから大変だと。だったら、この本庁舎を耐震補強したほうが、8億円で済むからというような誘導的な調査設問ということが報告されている。 市長だって、当時は6億円で移転できると。いろいろ費用をかけても16億円か20億円の範囲でできると言っていた。ところが、アンケート調査をやりますといったら、30億円になった、スピカ移転が。市役所は、新しい庁舎を建てるのには、最初のころは60億円かかると言った。ところが、アンケート調査をやることになったら43億何千万円に縮めてしまった。こういうことをやっているから、我々議会としては、このアンケート調査は設問の仕方が誘導的ではないかと指摘してきた。 しかも、期限が、去年の9月中ごろ発送して、3,000人の対象者に。期限が10月1日と。それをさらに引き延ばして、市長が、礼状と称して対象者3,000人に全部市長名ではがきを出して、「まだお済みではないですか、回答は」なんていう話で、こういう督促まがいのことまでして、いわゆる市の行政権力というの、最大限に生かして、このアンケート調査に力を入れた。しかし、市長の思惑どおりにはならなかった。 だから、市長は、ことしの1月15日ごろそれを発表して、いわゆる調査内容は拮抗しているから、スピカへ移転することと、ここで本庁舎を補強することが拮抗しているから、議員と市民代表を集めて、そこでどっちを選ぶか対策会議室を設けてやりたいなんて提案までしてきた。議会としては、そういうことはやらなくてもいいですよということで、市長は今度、耐震補強ということでそれを選択したわけですが、1年数カ月前に、下館商工会議所を初め議会が、スピカへ移転して市の活性化に役立ててほしいという要望を出したことに、市長はそれを受け入れないで、いろいろな問題を出しながら今日まで引き延ばして、結果は、自分の言ってきた耐震補強だと。では、1年間何だ。この浪費、時間の浪費、こういうものは何だったのだというものが私は問われると思う、今度の選挙では。 やっぱり議会は議会のそれなりの良識を持って要望したものを、市長がそれを受け入れない。市長はよく、議会は両輪だ、執行当局と議会が車の両輪のごとく一緒に、意見の合うことはやっていこうという話でやってきたが、全然。そのために1年間いろいろな費用がかかって、前に進まなかった。失われた1年間ではない。失われた市長の任期の期間は4年。失われた4年です、これは。別に市長に全部がだめだとは言っていません。見るべき成果もあったと思います。いわゆる医療費の子供の年齢引き上げ、中学校まで無料化にしたという功績はあります。ただ、そういうソフトの面ではありますけれども、ハードの面で言えば、そういうことが言えるのです。 そういうことで、いわゆる人口減少問題も出ていますけれども、私、きょう新聞に折り込まれた市長の「市民と歩む筑西市」というのをちょっと見てみたのです。ところが、残念ながら
人口減少対策はありきたりです。企業誘致する。道路網の整備だ。それから、農業、商業の振興を支援するのだと。それが
人口減少対策だ。それも1つになると思うのですが。やっぱり市長、今筑西市の人口が何で減っているのか。大きく減っている年齢層というのは、20代、30代。若者に魅力のない筑西市なのです、今。若者が去っていっているのです。ですから、若者を呼び戻すものは何なのだということをよく私は考えなければならないと思う。 例えば市民会館の問題でもそうです。市長は一昨年、我々は本会議で、市民会館の再建をということで市民文化協議団体から出た請願を採択しても、言を左右にして、やらない。タウンミーティングで何を言い出すかと思ったら、市長は、市民会館建設は公約にない、新市計画にもない、財政が厳しいからそういうことはできないのだと、けんもほろろに助成団体がいっぱいいる中で平然と言ってのけた。 今、財政が許されるものだったら市民会館というのは必要なものです。新中核病院が控えていますから、財政問題は確かにあります。市民会館を再建して、いろんなイベントを催すれば、若者は集まるのです。何の舞台装置もないですから、多くの市民が、例えば歌謡コンサートがあっても、結城市のアクロスへ行かなければならない。そういう市民が憩う場がない、全体で。それは、市長は明野のイル・ブリランテとか関城のペアーノがあるから、それでとりあえず間に合わせてもらうのだという。それはそれでいいですけれども、市民全体が憩う、そういうものがない。ある若者に聞いたら、そういう話もありました。そういうこともやはり。
人口減少対策は、この前、
予算特別委員会でも話題になって質問が出されましたけれども、例えば宮崎県の延岡市の話が出ました。いわゆる筑西市の駅前の周辺の空間を利用した、そういうにぎわいを、例えばJRとかターミナル、そういったもの、そういう空間を何か、企画部ではいろいろ調査して、そういう話も出ました。そういうことをよく掲げて1つはやるべきだと思うのです。 また戻りますけれども、市長、この本庁舎を改修して、そして15年間本庁舎として今後使うのだと。この本庁舎を耐震補強するのには4億700万円かかるのかな。仮設の庁舎を西隣につくって、そして3カ月単位で各部署を移動して、工事を部分的に行って、また入って、また違う部局を仮設庁舎に、交代でやるのだと。それも2カ年計画でやるというのだ、2カ年計画。あれほど市長が、速やかに、職員の人命だ、市民の人命だということを言いつつ、なぜ2カ年かけてやるのです。1カ年で済まされないのですか、1年で。 言葉の割には、人命を尊重しなければならないということを言いつつも、2年計画で、長々と2年間かけてなぜやらなければならないのだという問題が指摘されているのです、今度の修正動議では。予算を削るという話は。我々議員は、良識の府、市民の良識で選ばれた代表です。むやみやたらに予算を削るというものではないのです。そういう、それなりの正当な理由があるから削るのです。 2年かけて、わざわざ仮設庁舎をつくって、そしてここを耐震補強して15年間使う。耐震補強したお金の15年間の、その後壊すのなら、それは無駄になってしまう、無駄に。だったら、スピカへ今すぐ移れるのではないか。スピカの1階、2階はがらあきです。何も使われていないのです。シャッターで出入り禁止になっている。これほど、市所有のスピカビルを持っていながら、1階、2階があいているのに、それをなぜ利用しないのだという話なのです、単純に言えば。だから、本当はこういう、1年数カ月も時間かけないで、去年の1月に議会が要望したスピカ移転要望が実現されていれば、こんな心配はなかったのです、もう。だから、1年間無駄を費やしたと私は言うのです。 だって、当時合併して庁舎が狭いものですから、スピカへ分庁舎つくりました、3階、4階。あの移転は8,000万円でできたのです、あの移転が。十分活用できているでしょう。8,000万円です、あれで。ただ、本格的な移転をするとなると、電算コンピューターを移動するものですから、6億円の話が出たわけです。 だから、そういうものを考えれば、市長、賛成者も今言っていましたが、命を守るのだったら、速やかにスピカに移転すれば、それで済むことなのだ。わざわざ仮設庁舎を6,100万円で買い取るのだと。買い取ってどうするのですと言ったら、会議室に使うのだって、その後。こういう無駄なことをしないで、速やかにスピカへ行けば、すぐ済むことなのです。 私が思うのに、市長のこの夢のあるまちづくりという話で、市長の切実な考えというのはよく私はわかるのです。つまりこの本庁舎を耐震補強して15年間使ったら、新しい市役所をつくるというのだ、新しい市役所を15年後。私は、市長の頭にそれありきだから、全てがちぐはぐになっていると、ちぐはぐに。そこから出発しているから。 しかも、財政、今度の市長のパンフレットには、市の財政がだんだん好転してきたと言っているのだが、そういうことではないです。好転するどころか、あと3年、4年後、例えば今合併して8年です。すると、10年間は国から合併した優遇措置ということで、地方交付税、交付金をいっぱいくれています、今大体70億円前後。ところが、10年間過ぎるともう、今度は交付税がだんだん順次減らされる。5年後には20億円減らされるのです、交付税が。そうしたら、70億円入っていた交付税が、20億円減るから50億円に減ってしまう。そういうことを考え合わせれば、今のスピカに本庁舎を移転しておけば、最低でも40年は使えるのです。 新しい市役所をつくることを市長は構想に描いているのだったら、もっと市民の
人口減少対策のために、例えば先ほど三浦議員が言ったように、18歳までの医療費無料、あるいは小中学校のエアコンだって、夏なんか暑くて授業にならないです。こういうものに、エアコンを入れていくとか。 例えば今回の議会でも問題になりました浄化槽設置について、年間大体300件ぐらいの要望があるのですが、それも予算措置としては百五、六十万円です。しかも、それをオーバーした場合は、抽せんするのだと、抽せんを。今多くの、
人口減少対策だということで区域指定制度を設けたって市長が自負していて、そして新しい市民がうちを建てたいと思ったら、当然区域指定地域だから、公共下水道はありません。そこへ新築するとなったら、浄化槽の設置が必要。それが抽せんで当たらない。さあ、また来年。また当たらない。こういう、
人口減少対策を言いつつ、そういった金の使い道を市長はよく考えているのか。新しい市役所をつくるなんていう夢を抱くよりも、市民にそういう
人口減少対策のための恩典を与えることが、私は一番市民にかなった、これは措置ではないのかなと。 だから、市長の頭はもう市役所、15年後というのが、そこからスタートしているから、全て狂ってきてしまっている。市民との食い違いがだんだん、乖離というのですか、そういうものがどんどん、どんどん広がっていきます。 今度の新中核病院問題にしたって、よく、永山審議監ですが、神奈川県の例を、コピーを持ってきて、さあ、厚労省はもうタイムリミットだから、これを逃したら、もう永久に中核病院はできないのだの話。何です、そうしたら、今度の2月25日の知事の記者会見を見ましたら、永山審議監が資料を出したのだと思う。県知事でさえ、いわゆる両市、桜川市と
筑西市議会でよく話し合って、十分話し合って、そして知事は、話し合って、それをまとめる、そういったことを待っていますよと言っているのだ、知事は。 知事がそういうことを記者会見しているからには、厚労省や、それから財務省に対する期限の延長というもの、そういうものも知事が想定していると思うのです。県の最高責任者が、ああいう記者会見でむやみに述べるはずがない。それなりの考えを十分持って知事は記者会見に臨んでいるのです。十分話し合って、新中核病院をどうするかという問題を話し合って、その話し合いを待っているというのです、知事は。 それが、ここへ来て、2月20日ですか、臨時会を開いて、とりあえず予算は認めろの話だ、とりあえず。2年間かけてできなかった
桜川市議会との間で、この筑西市は、さあ、新中核病院をつくらなければならないという我々議会の使命もありましたから、市長が提案する予算に対して、新中核病院の準備をする予算をもろ手を挙げてみんな賛成したのだ。ところが、
桜川市議会がああいうことでしょう。だから、我々
筑西市議会だけで予算を組んでできるということではないのです。しかも、今度の2月20日に予算が立てられたのは、
桜川市議会の分まで立てかえておこうの話だ。そういうやり方で本当に、しかも医師会では、市長、市の考え方について、まだまだ隔たりがあります。それが、あたかも医師会が、県の説得によって大丈夫だから、大丈夫だから、そういう簡単な話で我々議会がそれを認めてやっていったら、今度もし違ういろいろな問題が出てきたら、今度は市議会に責任が問われることにもなるのです。 だから、これはやっぱり橋本知事が2月25日に記者会見したように、両市が十分話し合って、そして場所の問題、場所の問題と言えば、場所がまだどこだということも決まらないで、さあ、基本構想、基本設計、実施計画だと。こういうものをつくる予算を認めてください。場所も決まらないで何の設計を引くのです。何人かの議員からも出ました。場所が決まって初めて地形がわかって、交通道路がわかって、それに基づいて設計は引くのですよと。当たり前の話です。 こういうちぐはぐなやり方を市長は、4年間ご苦労だったのですが、ちょっとちぐはぐ過ぎました、これは。こういうことでやはり私は、もっともっと腹を据えてやっていただけたらなと。今4年間の市長に対する感想も含めて申し述べたのですけれども。 だから、私は、いろいろ言えばたくさんあります。先ほど入札の問題も出ました、入札も。先ごろ古河市では、いわゆる気にくわない業者を指名外ししたということで裁判沙汰になって、市のほうが負けたわけだ、判決で。損害賠償を1,500万円払うのです。いわゆる市長の意向に沿わない業者は指名から外すという古河市の例があります。ここだって、それがないとは言えない。ないとは言えない。まるで市長の懐から予算を出しているような、そういう感覚ではだめです。市民の税金ですから、市内の土建業者なり業者に、ひとしくそういう機会を与えてあげなければ。それを入札に参加する前の名簿の段階で削ってしまうのだ。こういうあり方が、本当に公平で公正な行政なのかなと。市民の目からは厳しい目で見られています、厳しい目で。 だから、もっと、先ほど三浦議員が言いましたけれども、入札の改善、市長の意向に従っていくばかりではだめなのです、やっぱり行政、担当部というのは。市長が余りそういうことに行き過ぎた場合は、担当部は、市長さん、それはいけないですよ、こうしたほうがいいですよと、ちゃんとアドバイスするのが本当の忠心なのです。忠心というのは、ちゃんと市長に仕える部下の心構え。それが本当の部下なのです。昔の殿様の茶坊主ではないが、はははあとお茶を運んでいるような、そういうやっぱり職員であってはならない。 市の行政というのは、全て市の条例に基づいて、法令に基づいてやっているわけだから、それに基づいて、それに外れるような市長の行為については、職員はとめなければならないのだ。とめなければならない。それが本当の公僕なのです。市民に仕える公僕というのは、市長に顔向けをするのではなくて、市民に顔を向いて職員というのは仕事をするのが。そのため市民が税金を払っているのだ。つまり市政の、市民の生活向上、そういうものに市民は一生懸命働いて税金を払って、そしてそういう市の職員が一生懸命働いてその報酬を受けて、市民はそれを行政から、いろいろな福祉や教育、そういうものの恩恵を受ける。先ほど三浦議員も福祉の向上の話を出しましたけれども、そういうことで市の行政、市政は成り立っていると言えると思います。 いろいろたくさんあります。例えば山口教育次長にも言いたいのだが、いいですか、下館中学校だけです、耐震補強で済ますのは。合併して筑西市の中学校は7つある。もう下館中を除いて全部今、既に協和中や明野中、いろいろな学校はもう改築をして、今の耐震化の基準に合った構造の学校になっています。下館中だけが耐震補強で、それで何年もたせるのですか。だって、いわゆる耐震判断、耐震指標を見たら、西中だって0.3未満ということで、そういう平らな……
○議長(
堀江健一君) 時間です。
◆24番(鈴木聡君) そうですか。残念です。本当は、前は下館議会のときは、無制限に討論できたのです、ずっと。
○議長(
堀江健一君) 時間です。
◆24番(鈴木聡君) はい。
○議長(
堀江健一君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時52分 再 開 午後 1時
○議長(
堀江健一君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 5番 大嶋茂君。 〔5番 大嶋 茂君登壇〕
◆5番(大嶋茂君) 議席番号5番 大嶋茂でございます。私は、今回提出された全議案、原案について賛成の立場から討論いたします。 さて、昨日は、天候にも恵まれ、梅の花もほころび始め、市内各地区で中学校の卒業式が挙行されました。私は筑西市立南中学校に招待され出席しましたが、大変厳かな式であり、非常に感激いたしました。この式を企画された学校関係者、卒業生、在校生、PTAの役員の皆様には、心から感謝申し上げたいと思います。 また、式の最後の卒業生代表の女子生徒の答辞の中で、在校生に対するメッセージが次のように語られました。私は、筑西市に生まれ、この筑西市立南中学校に入学し過ごした時、この時間は一生の宝物であり、何ものにもかえがたい大切なもの。筑西市立南中学校に入学して本当によかった。ここで出会った方々、その時々は決して忘れることはないでしょう。在校生も、その時々を大切に、目標を持って過ごしてほしい。また、これまでお世話になった皆様ありがとうと涙して話す純粋な言葉に大変心を打たれました。私たち市議会議員は、市の将来の方向性を決める議会人です。これら生徒のためにも、誤った判断をしないよう、改めて自覚させられたところです。 今回提出された議案は、市道路線2件、平成24年度
補正予算7件、条例15件、平成25年度予算11件、計35件であります。平成24年度
補正予算については、実施事業についての概算確定、精算的な意味合いのものであります。また、平成25年度事業計画、それに基づく予算作成については、総合振興計画後期基本計画に基づき作成されて、歳入においても注意が図られて適正と思われます。 また、
予算特別委員会より提出されました議案第26号の修正案の減額については、私は反対であります。このことについては、市民、職員の安全を考慮した場合、ところによってはIs0.2の箇所が数カ所見受けられ、大変危険であります。早急なる修繕が必要と考えます。筑西市において、全国地震動予測地図においては、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が、2010年には29.2%であったものが、2012年には48.8%と1.67倍にもなっています。危険度がかなり増しております。 私は、耐震補強は、スピカビル問題以前に、耐震診断の結果が出た時点でするべきであったと考えます。つい最近では山梨県の笹子トンネル崩落事故が記憶に新しいところです。もし仮にここに地震が起こった場合、かなりの死傷者が出ます。一体誰が責任をとるのでしょう。市長ですね、一番の責任者は市長です。反対した議会にも、これは責任があります。私は、この事故、犠牲者が出る前に、やはりこの耐震補強、これはすべきだと考えます。 次に、新中核病院についてでございます。この件について、さきの臨時会により建設推進会議、この予算が否決になりました。反対された議員の皆さん、ではどこでこの方向性を決めるのですか。 (「否決じゃないよ」と呼ぶ者あり)
◆5番(大嶋茂君) (続)継続ですね。継続です。継続ということで、さっき委員長の報告では、3月が来ますと、これは廃案となるということです。どこで、誰が、どういう話をして進めていくのでしょう。私は、この建設推進会議、これを立ち上げて話し合っていくことこそ前に進んでいく方法だと考えます。 次に、スピカビル、これを市庁舎にということでございます。私は、駐車場がきちんとしていれば、これは賛成でございます。私は、福祉住環境コーディネーターであります。障害者、老人、こういう方々が住宅を建てる場合、相談に乗っております。手すりの高さ、スロープ、どこに玄関であるとかトイレ、そういったことを考えますと、今の駐車場ではとても賄い切れません。 この地、市役所に参っている車の台数ですが、大体1日に500台から800台ということで聞いてございます。果たしてあの入り口が、2つですか、出口が1つ。南に水戸線がございます。遮断機がおりた場合、私も経験しました。詰まってしまいます。また、出口、入り口には、こういった丈の棒があいたり下がったりしています。障害者、おなかの大きい女性、おりてカードを出し入れしております。果たしてこれで大丈夫でしょうか。私は、駐車場さえきちんとしていれば、向こうへ移るのも1つの方法かなと思います。 また、私も宮城県石巻市に視察に行ったことがございます。そのときのやっぱり修繕費、土地抜きで24億800万円でありました。多分6億円では済まないと思います。完全に向こうに移った場合、またこちらに車が何十台もあります。ある職員は、もし向こうへ移った場合、今は立体駐車場の4階、3階に向こうの者が車を駐車してあるということでございます。職員の車、この駐車場はどうするのかということも職員からお聞きしております。せっかく筑西駅、下館駅ですか、バリアフリー、これにしてよかったというお話も大分議員さんの中で出ました。では、なぜあそこをバリアフリーにしたのでしょうか。市役所が段差だらけ、あるいはあの駐車場は真っすぐではございません、通路が。車椅子ではとても走れません。また、あの駐車場は、障害者、車椅子をおろして、車椅子で参るわけにいきません。そういった問題もございます。ですから、私は、そういったことで反対しておるわけでございます。 今回上程された議案に対しまして、議案第26号、これの削減部分だけを反対し、ほかには賛成したいと思います。 以上で私の賛成討論を終了いたします。ありがとうございました。
○議長(
堀江健一君) 次に、17番
榎戸甲子夫君。 〔17番
榎戸甲子夫君登壇〕
◆17番(
榎戸甲子夫君) 賛成の立場から討論に参加したいと思います。 今回の最たるものは、議案第26号、
一般会計予算でありますが、どうも委員会では修正議決になったと。大変ゆゆしき問題でございまして、先ほど申し上げましたが、この庁舎を耐震化をさせないという意味は、つまりは今空きビルになっているスピカビルを行政ビルにしたいという意図が、これが背景にあるわけでありまして、その辺から私は論じたいと思います。 まず、我が筑西市の経済状況、財政状況、今どうなのでしょう。今もって苦しい中でありますから、いろいろな予算編成をするときに、この庁舎ビルを耐震工事をするならば約7億8,000万円、しかしそのうち6億円は国の補正で賄われるという。つまり2億円足らずで、この庁舎が15年もつという庁舎になるのです。そうなると、ここにお勤めの職員さんも、また役所に来られる市民の方も、ここで安心感が得られるわけであります。 しかしながら、耐震構造を阻害してスピカに持っていくと論じている、一般質問からさまざまな議員さんがおっしゃられておりますが、あのスピカビルの問題、私は危険きわまりないと申し上げております。今大嶋議員もおっしゃられましたが、傍聴者の方もおるので、よく聞いていただきたいと思います。 日本の市役所に、庁舎が四方を道路に囲まれているという庁舎、料金所を通らなければ役所に入れないという役所がどこにありますか。しかもあの駅前の、本来であれば中心市街地の正面にあるビルが、庁舎ビルとしては一見人がにぎわうような想定をしますが、さにあらず、行政職、休日が非常に多いです。私は毎年数えております。年間土日、祝日、年末年始の休み、1年間365日のうち122日です、ことしは。122日を切ったことはございません、休日が。ということは、1年間の3分の1、3日に1回はあのスピカビルの電気が消えるのです。まちの活性化、商業の活性化と言いつつ、駅前のあのビル、3日に1日ずつ灯が消えるという想定を皆さん考えたことがありますか。どこに商業の、まちの活性化をここにうかがい知ることができますか。 スピカビルにはいろいろな問題が絡んでおりました。私は、前の市長さんの時代から、もともと反対をしておりました。商業のプロのあのサティという会社が倒産に至ったという原因は何か。地域性やらいろいろな要素の中で、駐車場に安心感がないということが一大要素だということは聞いております。それをどうして、平日市民の800人が、申告時期は1,000人から1,200人行くという、あのスピカに庁舎を移そうという、そういう発想があるのだろうか。私は不思議でならない。 ましてや私は、一昨日でございますが、時間もはかってみました。平日の午後2時35分です。1階に車をとめようとしたら、前に3台おりました。なかなか進まない。一番前の車、料金が払えなくて、おりて払っておりました。私は、交番のすぐ脇に車があいておりましたので、そこに駐車をしようと思ったら、もうすぐ後ろに車が迫っていた。いたし方なく3階に通りました。こういうことです。 それと、あのパーキングビルは、入り口が1カ所です。その1カ所も北側1カ所、鋭角に曲がります。そして、出口となれば、これも急カーブを切らなければ料金を払えない。そんなことが毎日、毎日、毎日起きているのです。それで、果たして我々議会が決めたことに市民が、本当に理解をして納得するでしょうか。庁舎になった途端、とんでもない批判の的にさらされるのは、これは明白であります。そういう想定をしないで、印象だけで、スピカに役所を移すから耐震をさせないという、こういうことは私は議会の暴挙であると、こう思うわけであります。 予算を考慮しても、今財政が苦しければ、15年でも少ない予算で庁舎をきちんとつくるべき。しかも平面駐車場がきちんとしている。片やスピカビル、先ほどの大嶋議員さんの話ではありませんが、最近は福祉の介護タクシーというか介護車があります。これは、リフトをつけた車でありますから、あのスピカの前の駐車場は対応が絶対できない。 もう1つ、市民の足と言われるデマンドタクシー、あれはワゴン車です。6人乗りのワゴン車が、あの駐車場でどこで利用者をおろせますか。乗りおりに不便を来しています。さらには、庁舎に入った途端にエレベーターが2カ所しかない。このエレベーターでどうして何十人もの市民の方を移動させますか。 さらには、あのビル、今二百七、八十人、本庁舎から仮に四、五百人行ったとして、六、七百人の職員さんがあそこに執務するわけでありますから、そうなりますと外気も入れなければ健康上非常にまずい。健康上の理由から外気も入れましょう、さらには非常階段もつけましょう、とてもこちらの庁舎の1億円、2億円の、想定するよりはるか高額な予算を講じなければ、スピカビルは危険きわまりない上に使い勝手の悪い庁舎になり得るのです。 ですから、議員の皆様方、この議案第26号につきましては、修正を反対し、原案で私は賛成を希望するものであります。 今傍聴者の方々もおりますが、傍聴者の方々もいろいろな判断をされていると思うのですが、あのビルを庁舎にするために、今差し迫っている危険きわまりないこの庁舎の耐震化をさせないという、こういうことには絶対歯どめをかけなくてはいけないと私は思うのであります。 そして、そういう庁舎問題を抱えながら、我々の頭の中には常にまちの活性化がどこかにあるわけでありまして、あのスピカビルは、いろいろなパンフレットやチラシで三十数億円のたたき売りと言っている。私はもともと、あのビルはただで上げてもいいと言っている。なぜなら、あのビルに1億円前後の金は毎年我々の一般財源からかかっているのです。なぜただでいいかという論拠。あそこに商業再生ができるなら、あの土地から上がる固定資産税等々年間六、七千万円の収入があるのです。ですから、あれは民間に渡すべきというのは、これは市長公約の前に私が論じていた。 しかも、筑西市が買った、旧下館市が買った2億8,000万円、それに反対を押し切って、あれやこれやビジネスを始めて、十数億円の我々の血税をあのビルに使っているのです。そういうビルを、目先を変えて庁舎にするという、改善策のようで全く市民の安心安全、利便性を無視した、そういう議員さんが多いように見受けられます。どうかそういう点でもう一度市民の立場に立って、皆さん方、自分たちが実際スピカに行かれて、あの急カーブする駐車場に入って、帰りに料金払ってお出になってごらんなさい。 先ほどの話ではありません。大嶋議員さんの話にあるように、最近福祉部の予算等について、非常に弱者が多いです、市役所に来るのに。そのときに平面駐車場という安心感があって初めて、そういう人のためになる。片方で福祉をとうとうと語っていながら、現実にあのスピカビルを行政ビルにすると、そんな人たちを無視する施策になってしまう。 そういう意味で再度申し上げます。修正動議、修正可決ではなくて、原案のとおり可決することを皆様にお願いし、もちろんそのほか全ての議案、皆様方の賛同をお願いし、私の賛成の討論といたします。
○議長(
堀江健一君) 以上で討論を終結いたします。 これより逐条採決いたします。 まず、議案第2号「市道路線の廃止について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号「市道路線の認定について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号「平成24年度
筑西市一般会計補正予算(第10号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました議案第4号については、議案第1号「平成24年度
筑西市一般会計補正予算(第9号)」が
継続審査となったため、計数整理を行う必要がございます。計数整理については、議長に委任されたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
堀江健一君) ご異議なしと認めます。 よって、議長の議事整理権により、計数整理を行うことに決しました。 次に、議案第5号「平成24年度
筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号「平成24年度
筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号「平成24年度
筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号「平成24年度
筑西市下館結城都市計画事業八丁
台土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「平成24年度
筑西市介護保険特別会計補正予算(第3号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号「平成24年度
筑西市水道事業会計補正予算(第3号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「
筑西市情報公開条例等の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号「
筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「
筑西市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号「
協和釣り堀公園条例の廃止について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号「
筑西市国民健康保険条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号「
筑西市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号「
筑西市障害者介護給付等審査会条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号「
筑西市中小企業事業資金融資あっせん条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号「筑西市道の構造の
技術的基準等を定める条例の制定について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号「筑西市道の
移動等円滑化に関する基準を定める条例の制定について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号「
筑西市準用河川に係る
河川管理施設等の構造の
技術的基準を定める条例の制定について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号「
筑西市営住宅条例の制定について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号「
筑西市都市公園条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号「
筑西市移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号「
筑西市公共下水道の構造の技術上の基準等に関する条例の制定について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 これより新年度予算について採決いたします。 議案第26号「平成25年度
筑西市一般会計予算」について、
予算特別委員長から修正案が報告されております。 まず、委員会からの修正案を採決いたします。 委員会の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立多数。よって、委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたしたいと存じます。 修正部分を除くその他の部分を原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立多数。よって、修正議決した部分を除くその他の部分は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号「平成25年度
筑西市国民健康保険特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号「平成25年度
筑西市後期高齢者医療特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号「平成25年度
筑西市公共下水道事業特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号「平成25年度
筑西市農業集落排水事業特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号「平成25年度
筑西市下館結城都市計画事業八丁
台土地区画整理事業特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号「平成25年度
筑西市駐車場事業特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号「平成25年度
筑西市介護保険特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号「平成25年度
筑西市介護サービス事業特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号「平成25年度
筑西市水道事業会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号「平成25年度
筑西市病院事業会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第3 請願第1号「旧下館市内の甲・乙・丙の町名に「下館」と通称町名を加える請願」を上程いたします。 本件につきましては、関係
常任委員会から審査結果の報告書が提出され、お手元に配付してありますので、直ちに委員長の報告を求めます。
総務企画委員長 赤城正徳君。 〔
総務企画委員長 赤城正徳君登壇〕
◆
総務企画委員長(
赤城正徳君) それでは、ご報告いたします。 平成25年2月27日、
総務企画委員会に付託されました請願第1号につきまして、平成25年3月7日に委員会を開催いたしました。委員会に付託されました請願の審査結果をご報告いたします。 請願第1号「旧下館市内の甲・乙・丙の町名に「下館」と通称町名を加える請願」、願意妥当と認められるので、採択すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告いたします。
○議長(
堀江健一君) 以上で委員長の報告を終わります。
委員長報告に対する質疑を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
堀江健一君) 質疑を終結いたします。 討論を願います。 6番 増渕慎治君。 〔6番 増渕慎治君登壇〕
◆6番(増渕慎治君) 議席番号6番 増渕でございます。討論をさせていただきます。 さきの
総務企画委員会で採択されました請願第1号について、賛成の立場から討論いたします。まず、今回のこの請願は、9,000名余りの賛同者が署名しております。このことは、旧下館の市街地の住民の方々、いかに「甲」「乙」「丙」の住所の表示に対してわかりにくいかと、また「稲荷町」などの通称名を使いたいという強い要望がうかがえるものであります。また、住所の表示をかえるには土地登記簿の変更が必要であり、よりわかりやすい住所の表示をするためには、いろいろな手法や問題点がございます。さらに、変更後は住民の方の負担も生じるものであります。 そこで、今後地区住民の方々の理解と協力を得られるように、自治会の役員の皆さん、そして各世代の代表者、そして有識者、そして執行部、また議員から成る検討委員会を立ち上げるように執行部にお願いを申し上げます。そして、議員の皆様には、この請願の趣旨をご理解の上、賛成を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
堀江健一君) そのほか討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
堀江健一君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 まず、請願第1号「旧下館市内の甲・乙・丙の町名に「下館」と通称町名を加える請願」について、委員長の報告は採択であります。 本件は
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(
堀江健一君) 起立全員。よって、本件は
委員長報告のとおり採択に決しました。 次に、日程第4 「閉会中
継続審査申し出について」を上程いたします。 本件につきましては、お手元に配付してありますとおり、議会運営委員長から
継続審査の申し出があったものであります。 お諮りいたします。本件について、委員長の申し出のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
堀江健一君) ご異議なしと認め、委員長の申し出のとおり決しました。 以上で今期定例会に付託されました案件はすべて議了いたしました。 これをもちまして、平成25年第1回
筑西市議会定例会を閉会いたします。 長期間、大変ご苦労さまでございました。 閉 会 午後 1時43分...